漫画教室*第20回 混色のメカニズム


混色
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上羽絵惣 顔彩

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混ぜ合わせた結果
どんな色になるか
予測するための工夫をする

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この世のすべての色は
三原色でできているとはいうのは
あまりにも有名な話だけれど

一体どのような
構成配分になっているのか
ということは

意外とあまり
知られていない

本日は
この3原色から
どのようにして
無数の色ができあがっているか

混色をすることで
みていきます

まずは基本
三原色の混色

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原色同士の混色
3パターン

混色によってできた色を
二次色といい

色相環上で
それぞれの色の
中間の色になる

できた二次色と
色相環上の反対色
(補色といいます)を

混色すると
三次色ができます

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これは3色混ぜた
という意味ではなく
3色の成分を含んでいる色
という意味

原色3色混ぜると
黒になりますが

二次色で混色すると
赤黄青の比率が
均等でないために
黒にはなりませんが

黒っぽい
濁った色ができる
ということです

つまり
ヴィヴィットトーンの
色相環上の色は
原色と二次色

濁色系は
三次色ということです

まとめると
こんなかんじ

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二次色による混色は
混色する色によって
色相や彩度
明度の動きがさまざまで

混色結果も
濁っているので
感覚をつかむのに
時間がかかるかもしれませんが

いろんな表現ができて
楽しめると思います

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ということで
本日の課題は
二次色混色です

ダウンロードは
こちらから

三次色作成シート

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*本日の課題作成見本*

1. 中央の円の空欄に使用画材の商品名とメーカー名を記入。
2. 外側の円に色を塗る。                
3. 塗った円の内側にある空欄に使用画材の色名を記入。  
4. 12色以下のセットでは、ない色があります。     
  その時には混色して何色と何色を混ぜたか記入。    

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次回はヒントと応用をお伝えします。
おたのしみに

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