漫画教室*第3回 立体の描き方


基本立体

k003masausa_1

立体感とは影で表現する

mp1

そしてどんな複雑な立体も
すべてこの立体の組み合わせなので
この4つを立体的に描けたら
すべての形を立体的に描ける

mp1

リアルに描こうと思うと
グラデーションをつけたりするのですが

漫画は究極の
デフォルメデザインなので

それらしくわかる
最低の影をつければOK。

ということで
まずは影の濃さを
2段階に省略

k003masausa_2

これでも十分立体に見える

さらに影を1色にすると
こんなかんじ

k003masausa_3jpg

場合によっては
形も簡略化して
これでもアリ。

k003masausa_4

円柱や円錐の丸味をとってしまったら
四角柱や四角錐に見えてしまうけど

ストーリー上
そんな誤解をまねきようもない
シーンや構図であれば

これでも何の問題もなく
むしろ美しく見えたりする場合もアリ。

要するに
ひかりが当たらない部分を
半分暗くすればいいだけ。
実に簡単で明瞭ですわ。

練習用のシートを用意しました。
影にしたい部分に色をつけて
立体的にしてみてください。

k003masausa_11

ダウンロードは
こちらから

基本立体練習シート

mp1

*本日の課題作成見本*

例えば球体の場合

光の当たる方向から
影の場所はいろいろある
k003masausa_5
左:左から光があたっている
中:上から光があたっている
右:右から光があたっている

例えば影の部分の色を濃くすると
強い光りがあたっている感じがする

k003masausa_6

黒光りしているような球はこんなかんじ
k003masausa_7

やわらかくてマットな球はこんなかんじ
k003masausa_8

例えば球に穴があいていたらこんなかんじ
k003masausa_9

さらにその穴の中が空洞になっているなら
こんなかんじ
k003masausa_10

無限にパターンがあるので
いろいろやってみてくださいな

mp1

明日はヒントと応用をお伝えします。
おたのしみに

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です