顔の描き方
まるバッテン
顔の基準線は
円に十字
この十字ラインに
顔のパーツがならぶ
まずは円を描く
ぐるっと一筆描きでも
うまくいけばOKですが
なかなか思うような
円がかけない場合は
まずは十字を描くといい
そして上下左右
同じ距離のところに
印をつけます
この印をとおるように描くと
きれいな正円がかけます
ちなみに楕円にしたいときは
上下と左右の長さをかえるとよいです
*
十字の横線をさらに2分割
縦線の下の部分を2分割し
分割したその下の部分をさらに2分割
これが目鼻口の
位置になります
印をつけた位置に
目鼻口をかきます。
目の上には
ついでに眉も描いてみましょう
これで顔のできあがり
*
毎回このように
顔の中の決まった位置に
印をつけてパーツを描けば
必ずこのバランスの顔
つまりおなじキャラの顔が描けます
額が広いとかんじるかもしれませんが
猫の額は別として
人間の場合は
だいたいこのバランスです
最後に髪を描くと
しっくりきます
人間キャラのできあがり
*
でも動物キャラの場合は
狭い額もなかなかいいです
そんな場合の十字のバランスは
こんな感じになります
この3つ
誰の顔かわかりますか?
左の人は十字がほぼ中心ですが
中と右の人は目が少し上の方にありますね
左の人の特徴は
鼻がなくて目と口が大きい
中と左の人は目鼻口がすべて小さいのですが
ついている位置がちがいますね
中の人の特徴は鼻と口の距離が広い
左の人の特徴は
顔全体のパーツが他の2人より
顔の中央に集中していること
*
つけた印をもとに
まつ毛、まゆ毛、耳の位置など
顔のパーツを描き加えると
こんなかんじになります
もう、だれだか
わかってきましたね
さらに中央の人以外は
顔が丸ではないので
円を基準にして
顔のラインをつくります
左から
うえちゃん、masausa、で〜ちゃん
(ルーヴル美術館の思い出より)
できあがり
*
これらの目鼻口が
顔のどの位置に
どのくらいの大きさで
ついているかを把握するには
キャラクタの顔に
縦横の等分割線を入れてみると
よくわかります
課題6や課題7で制作した
自分のキャラクタが
どのような顔のバランスになるか
等分割線を入れて確認してみましょう
そして今後
同じキャラクターを描くときには
まるバッテンを描いて
パーツのアタリを
点や線で印を入れてから描きましょう
きっと正確に
同じキャラクターが
描けることでしょう
*
きれいな円を描くには
十字を描いて描けばいいのですが
なにぶん手間なので
テンプレートを用意しました
白い紙の下にコレを敷いて
円をなぞるときれいな円が一発で描けます
また、いろんな表情を考える際に
いちいち顔型の円を描くのは手間なので
円の中に顔のパーツだけを描けるように
大量の円を用意しました
キャラクタの制作だけでなく
着色や配色の研究にも
使いみちはいろいろあります。
ご自由にお使いください
ダウンロードは
こちらから
↓
制作シート円
(8個.300個.100個.120個入り)