漫画教室*第13回 漫画デッサン その1


顔の描き方
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まるバッテン

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顔の基準線は
円に十字

この十字ラインに
顔のパーツがならぶ

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まずは円を描く

ぐるっと一筆描きでも
うまくいけばOKですが

なかなか思うような
円がかけない場合は
まずは十字を描くといい

そして上下左右
同じ距離のところに
印をつけます

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この印をとおるように描くと
きれいな正円がかけます

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ちなみに楕円にしたいときは
上下と左右の長さをかえるとよいです

十字の横線をさらに2分割
縦線の下の部分を2分割し
分割したその下の部分をさらに2分割

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これが目鼻口の
位置になります

印をつけた位置に
目鼻口をかきます。
目の上には
ついでに眉も描いてみましょう

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これで顔のできあがり

毎回このように
顔の中の決まった位置に
印をつけてパーツを描けば

必ずこのバランスの顔
つまりおなじキャラの顔が描けます

額が広いとかんじるかもしれませんが
猫の額は別として
人間の場合は
だいたいこのバランスです

最後に髪を描くと
しっくりきます

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人間キャラのできあがり

でも動物キャラの場合は
狭い額もなかなかいいです

そんな場合の十字のバランスは
こんな感じになります

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この3つ
誰の顔かわかりますか?

左の人は十字がほぼ中心ですが
中と右の人は目が少し上の方にありますね

左の人の特徴は
鼻がなくて目と口が大きい

中と左の人は目鼻口がすべて小さいのですが
ついている位置がちがいますね

中の人の特徴は鼻と口の距離が広い

左の人の特徴は
顔全体のパーツが他の2人より
顔の中央に集中していること

つけた印をもとに
まつ毛、まゆ毛、耳の位置など
顔のパーツを描き加えると
こんなかんじになります

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もう、だれだか
わかってきましたね

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さらに中央の人以外は
顔が丸ではないので
円を基準にして
顔のラインをつくります

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左から
うえちゃん、masausa、で〜ちゃん
(ルーヴル美術館の思い出より)
できあがり

これらの目鼻口が
顔のどの位置に
どのくらいの大きさで
ついているかを把握するには

キャラクタの顔に
縦横の等分割線を入れてみると
よくわかります

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課題6や課題7で制作した
自分のキャラクタが
どのような顔のバランスになるか
等分割線を入れて確認してみましょう

そして今後
同じキャラクターを描くときには
まるバッテンを描いて
パーツのアタリを
点や線で印を入れてから描きましょう

きっと正確に
同じキャラクターが
描けることでしょう

きれいな円を描くには
十字を描いて描けばいいのですが
なにぶん手間なので
テンプレートを用意しました

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白い紙の下にコレを敷いて
円をなぞるときれいな円が一発で描けます

また、いろんな表情を考える際に
いちいち顔型の円を描くのは手間なので
円の中に顔のパーツだけを描けるように
大量の円を用意しました

キャラクタの制作だけでなく
着色や配色の研究にも
使いみちはいろいろあります。

ご自由にお使いください

ダウンロードは
こちらから

制作シート円
(8個.300個.100個.120個入り)

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