色材軸のいろいろな持ち方
筆角度
筆圧
筆速度
この3種類で
どんな線ができるかを
確認します
画材によって
限界が違うので
すべてに共通ではないけれど
例えば3の持ち方だと
ボールペンでは
インクが出ないし
シャーペンでは
芯が折れます
デザインペンでは
ペン先が破損します
でも1と2の持ち方は
どんな画材でも有効なので
毎回やっています
鉛筆なら123で
持ち方や角度によって
太さもかわるし
筆圧もかわって
濃さも変化します
しかも鉛筆は
メーカーによっても
商品によっても
そんなに大差ないし
手軽にいろんな表現がたのしめて
超すぐれものの画材ですね
*
でも絵の具やマーカー
最近はボールペンも
いろんな種類が続出していて
インクの素材や軸棒
毛先、ペン先の構造に応じて
扱い方がさまざま
なので
それ相応の使い方をしないと
すぐに壊れたりして
使えなくなりしますわ
たとえば
インクはたくさんあるのに
ペン先がつぶれたりして
うまく書けないマーカーとか
そんなの見ると
むかしからわたくしは
超イライラしていました
そんなに力入れて
書くなよ!
って
マーカーは
力いれなくても
書けるって!!
力いれても
色は濃くならないってば!!!
でも世の中の
8割以上の人が
色がつきさえすればいいみたいで
まったくそんなことには
気にもとめていないことが
わかったときには
超驚きました
その時わたくしは
幼稚園生でしたけど
*
そんなわたくし
ここのところの
筆記の試し書きは
ホワイトペン
先日お問い合わせもあったので
三菱ユニのシグノとポスカ
パイロットのジュース
この3つを
試し書き中
店頭で何本かラインを書いて
筆圧と筆速度の違いは試せても
仕上がりイメージは
ノートや画面全体を
埋めてみないとわからないので
店頭の試し書きで
さくさく描けそうと思ったら
とりあえず1本購入して
自宅で紙一枚全面に
文字や図柄を書いてみて
その仕上がりに納得いけば
他の色も購入してみる
ということにしています
ということで
早速紙切れ一枚に
書いてみました
三菱シグノ
さすが発色いい
描き心地も最高
助走はこれくらいにして
3本のマーカーで紙一面に書くと
こんなかんじになりました
曲がりも歪みも
手書きの味のうち
とはいえないほどの
曲がりになってしまい
大変お見苦しいですが
試し書きなので
ご了承ください
タイトル文字&太罫…ポスカ
見出し文字&イラスト…シグノ
説明文&細罫…ジュース
タイトル飾り罫の丸
左側…左よりポスカ、シグノ、ジュース
右側…左よりジュース、ポスカ、シグノ
(以後同順くりかえし)
表の上ベタ塗り
左端1/4…ポスカ
左中1/4…シグノ
右1/2…ジュース
表の下網かけ塗り
左端1/4…ジュース
左中1/4…シグノ
右中1/4…ポスカ
右端1/4…ジュース
赤色部分…コピックR17
修正部分…ゼブラ紙用マッキー 黒
仕上がりの所感をまとめると
こんなかんじ
ジュースは白味が薄い
シグノは濃いけど若干黄色
白として発色がうつくしいのは
断然ポスカなんだけど
なにせポスター用なので
極細でもこの太さ
シグノとジュースは
ボールペンですが
ポスカはポスター用のマーカーです
ノートや冊子小物には
太すぎるかもしれませんが
店頭の商品説明は
最低でもこのくらいの
太さと大きさは必要なので
ポスター制作上での極細ということで
納得していただけますかな?
*
最後の最後に
シグノで書きました
やっぱりシグノ
描き味いいですわ
*本日の画材*
色画用紙 黒
コクヨ コピー用紙
トンボ鉛筆 MONO 3B
三菱 uni-ball シグノ ホワイト
パイロット ジュース 0.5 ホワイト
三菱 uni ポスカ 極細 しろ
ゼブラ 紙用マッキー 黒
コピック sketch R17