漫画教室*第62回 クリスタルの観察

モデルの観察


水晶(クリスタル)

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絵画系の表現は
何をおいても
見ることが肝心

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どこまで観察するかは
状況に応じて
それぞれですけど

まあ
いっぱい観察するに
こしたことはないでしょう

どこまでリアルにするか
どこまでイメージにするか
そんなテイストに仕上げるか

何をするにしても
たくさん観察すればするほど
選択肢は増えます

本日は
身近な宝石として
水晶を選んでみました

宝石店でなくても
お土産屋さんでも
雑貨屋さんでも

手頃なお値段で
原石から加工品
アクセサリーまで
色々なタイプのものが
手に入るので

光る透明な石モデルとして
とてもおすすめです

こちらは私の
モデル用手持ち水晶から

お守り用に
六芒星カットされた水晶

アクセサリーに近い感じで
光反射が規則的で
とても美しいです

下のあたりが曇って見えるのは
落として角が割れてしまったから

原石をイメージして
人工カットされた水晶

すごく透明で
美しいですが
原石というのは
こういうものではありません

原石とは
こういうの

秋吉台(山口県)秋芳洞の
お土産屋さんで手に入れた
水晶の原石

小さいながらも
透明度が高く
形が整っていて
とてもお気に入り

こんなに
ヒビ割れて曇っているのに?

と思うかもしれないけど
これでも
原石としては
結構キレイ

なぜなら
原石というのは
もっともっと
自然味あふれるものだから

観察用に
量り売りで買った
激安原石の水晶たち

ぜんぜん光っていないのですが
原石ってこんなもん
これでもキレイな方かも

これなんて
茶色く汚れている

でもこれ汚れではなくて
つまり
洗っても落ちないワケで

水晶ではない鉱物が
一緒になって結晶している
ということ

こちらは
青カビかと思ったけど

30倍のルーペで観察すると
まるで金魚の糞のよう

この小ささなので
たぶん金魚よりも
相当小さな水生動物のブツで
きっと藻か何かを
食べた後になさったもよう

ストーン専門店で手に入れた
置きもの水晶

これは本当に
自然に近い状態だと思う

いろんな鉱物が
混ざり合って結晶している

宝石に加工する用の原石は
きっとこんなのじゃなくて

相当大きなものの中の
かなり純度が高く
透明でキレイなところ一部分なのですね

こちらは
丸く磨かれた水晶

中の模様がきれいだったのと
握り心地が良かったので
石専門店で
ヒーリング用に購入

中の模様が角度によって
いろんな見え方になるのと
光の屈折で虹色に見えるのがいい

もちろん
無色透明で
向こう側の景色が
透けて見える

氷みたいね

ということで
本日の課題は
ここ数回の総仕上げ

「クリスタルと宝石」です

ダウンロードは
こちらから

クリスタルと宝石作成シート

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*本日の課題作成見本*

1. 左上の空欄に使用画材の商品名とメーカー名を記入。
2. 好きな色で着色。                
3. 感想欄に工夫を凝らした点を記入。        

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