画材によって
濁り具合が違うので
いろいろやってみるしかない
デジタルデータは
数字できっちり混色できるけど
ふつうの画材は
色材や紙材によって
濁り具合がちがうので
なかなか
「こうだ!」
とは言いがたい。
デジタルデータも
結局印刷する時に
この問題には直面するので
意図的な色彩表現に
試し描き
試し刷りは
必須かもね
*
ということで試し塗り
本日の本番は
緑と黒による
等色相面の制作なので
3社4商品の色鉛筆の中から
あざやかな緑を9本えらび
どんな発色かためし
純色に近い2本と
その緑と同セットの黒を
ためし塗り
同じメーカーの
タイプの違う色鉛筆四本で
制作することにしました。
クレヨラ
ツイスタブルは
発色はよくないけど
中間調からの薄塗りがなめらか
カラードペンシルは
発色はいいけど
中間調子がムラになる
ということで
高彩度をカラードペンシルで
中〜低彩度をツイスタブルで
彩色することにしました。
*
まずは緑と黒で
スケールを制作し
ヴィヴィットをめいっぱい着色し
のこりをすべてペールの濃度で緑を着色し
その上から
明清色をのぞいた全領域に
ライトグレイの濃度で黒を着色
ライトトーンの濃度で
中〜高彩度領域
lt・sf・d・dk
b・s・dpを緑で重ね塗り
ミディアムグレイの濃度で
g・dkg・d・dkを黒で重ねぬり
ダークグレイの濃度で
dkg・dk・dpに黒を重ね塗り
これでだいたいの
雰囲気ができあがり
それぞれのトーンの
黒みと緑みの差はできましたが
後から塗りたし調整するために
うすめに着色したので
それぞれのトーンが
それらしい色になるように
全体に色を重ねて
できあがり
ためし塗りのときから
若干カラーペンシルが
ツイスタブルより黄色が強いのでは
とは思っていたけど
やっぱりってかんじね
ヴィヴィットのみ
カラードペンシル100%で
ゴリゴリやったら
他のトーンにくらべて
やけに黄色っぽい
仕上がりになって
分離しているよ
広い面積塗ると
如実に差がでるわね
*本日の画材*
コクヨ コピー用紙
clayola Twistable 24
clayola COLOURED PENCIL 24
三菱鉛筆 Colored Pencil
フェリシモ COLOR MUSEUM
ねり消しゴム